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ポルトガルのオフロードバイクメーカー AJPの取り扱いを開始します。

何故AJPなのか。
話すと長いので、興味のある方は続けて読んでください。
そうでない方には3行でご説明しましょう。

軽い。
サスペンションが良い。
足付きが良い。     以上。
 
 
興味のある方はここから下も読んでみてください。 
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エンデューロマシンは国産 輸入車含め相当数ありますが、
シート高が950㎜とかザラです。

乗り慣れているベテランさんであれば問題にならない事かも
しれませんが、初めてのオフロードバイクだと大問題。

ストリートだけであればまだ何とか出来るでしょうが、
コンディションの悪いレースや
上り坂でスタックしてしまった場合、
足を付いてバタバタしながら登る事になるんですが、
そんな時に足がツンツンなのは致命傷。

AJP PR3であればシート高は850㎜。
それでいて最低地上高は285㎜と十分なクリアランス。

ホイールはフロント19リア16インチ。

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フルサイズじゃないから初心者向けだとか、そんなことはありません。
ホイールが小さい分、サスペンションストロークは前後共240㎜と十分確保。

フルサイズのホイールを履くPR4だとシート高は920㎜。

シート下に燃料タンクを配する事で、シートを含めかなりスリムかつ低重心。

他と比べて足付きもいいですし、低重心による安心感は他では得られないです。 

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エンジンが扱い易い特性であることも重要。
ピークパワーも大切ですが、低い回転域でもグイグイ加速して
くれると、街中ではギアチェンジに気を遣わず楽に走れ、
オフロードでは上り坂やコンディションの悪い路面で
乗り手を助けてくれます。
カタログ上では少なく見える20馬力、困った時にこそ真価を発揮します。
 
 
車体の軽さ。
装備重量で100㎏に迫ろうかという車重は、
一般的なオフロード車と比べても30㎏位軽い。
(参考までに HondaCRF250L 約140㎏)

30㎏軽くするとなると、前後ホイールを取り外しても
まだ足りない。
あとからお金を払っても手に入れられないのが軽さなんです。
米袋3つと考えればその重さが想像出来る筈。

サスペンションの良さ。
自分が過去に乗っていたXR230  輸入車やコンペモデルを相手に
引けを取らず、十分な戦闘力を持ったマシンでしたが、
唯一の悩みはサスペンション。

フォークのインナーを組み替えてストロークを稼ぎ、
リアサスにも手を入れてかなり頑張りましたが、
結局はユニット交換しか手が無く、そんな都合の良い
サスペンションなど販売されておらずお手上げ。

AJPの場合は、十分なサスペンションストロークに
オフロードに振ったサスペンション特性。
更に、車体中心部にあるガソリンタンク。
低重心化にも寄与する絶妙な配置。

全てがオフロードを楽しむ為の造り方。

週末に林道へ、たまにエンデューロに参戦。
こんな方にピッタリ。

中央ホンダ広島店オススメの一台です。

オートマチック。

ホンダのバイクには、現在3種類の
オートマチックミッションが存在します。

スクーターでお馴染みベルトでの無段階変速
デュアルクラッチトランスミッション
油圧無段階変速のHRD

これ以外にも、オートマチック限定で乗れるもので
カブ等に使われている 自動遠心クラッチ
トルクコンバーター付きオートマチックミッションを搭載した車両までありました。

創業時から現在に至るまで、ホンダのオートマチック
ミッションへの拘りは並々ならぬものがあります。

そのうちの一つ、HRD

他社では、トルクコンバーターやベスパ等に見られた
ハンドシフトMTを採用する中、何故高コストな
バダリーニ式の油圧式無段変速機という油圧変速装置を
1961年当時に作ろうと思ったのか。

それを搭載したジュノオM85は、時代の先端を
走り抜け過ぎた為か販売も振るわず、
Hondaは倒産寸前になるわけです。
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だがしかし、創業者本田宗一郎の鶴の一声で
モトクロッサーとして復活!

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創業者 本田宗一郎の私財までつぎ込んだと言われる程開発費も嵩み、
開発に難儀したのは想像に難しくありません。

1991年、全日本モトクロス参戦2年目でチャンピオン獲得!
これをもって開発終了となったようですが、
2008年にHFTとしてDN-01に搭載されて再度市販。

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またしても先鋭的なデザインの車両に搭載する事で
販売は振るいませんでしたが、
市販車として発売することで開発終了。
 
 
 
まぁこんなとんでもないものを平気で開発 市販する
メーカーですから、これからも期待するわけです。

これからも夢のある乗り物を宜しくお願いしますね。

ACE125

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見た目はドリーム50のコピーと呼ばれる事が
「非常に多い」 バイクです。
確かに部品単位で見ると似ていますが、
それだけなら扱ったりしません。

フレームとエンジンが美しい
これに尽きます。

どれだけ着飾っても、元の部分が美しくなければ
興覚めです。
下手にプラスチックのカバーで隠したりせず、
製造時のままを見せる。

フレームに関してもそう。
エキパイの通る部分を無遠慮に凹ませるとか
美しさへの配慮が足りないものは
残念としか言いようがないです。

ACE125は、フレームワークやスイングアームは
70年代のレーサーを強く意識したディメンション。

製造メーカーのコンセプトがブレていなければ、
オーナーが当時の車両を意識した自分だけのバイクに
カスタムする事など造作もないこと。

外装はDIYでも十分楽しめるカスタム。
パワーに物足りなくなっても、実はカスタムパーツも
豊富です。

空冷単気筒エンジンは腕に覚えのある方であれば
分解組み立ても難しくないでしょう。
 
 
SRのように乗り手の思いを受け入れてくれる懐の深さ。
趣味のバイクとしては最高の一台になると思います。

当店でも色々とカスタム予定ですのでお楽しみに。

マットブラックで仕上げられたYZF-R6

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タンクの赤色だけが主張してしまい、バランスとしてはイマイチ。

全部を黒くするよりもかっこよく、motoGPマシンのようなスポーティさも欲しい。

このような御依頼でした。

 

まぁ全部貼ると費用面でも高くつきますので、マットブラックを活かした

GP開幕前のテスト車両のような雰囲気で仕上げる事に決定。

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(こんな雰囲気を目指してモノトーンで仕上げます)

まずは自家塗装を含めたマットブラック部との調和を取るため、

マットブラックのシートでタンクを覆います。

yamahaのmotoGPマシンに倣い、センターに太めにラインを追加。

サイド部分はモビスターとモンスターエナジーロゴを大きく配置。

エネオスロゴも忘れずに。

アッパーカウル正面が寂しいので、ヤマルーブとエネオスロゴ追加。

これでかなり雰囲気が変わります。

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これで完成。

細かなロゴまで全て再現すると、かえって煩く感じるので主要スポンサーのみ貼り付け。

撮り忘れましたが、リアフェンダー裏はmotoGPマシンに倣い、2D エクセディ BMC NGK マレリの

スポンサーデカールを作成>貼り付け。

車両オーナーだけがニヤニヤ出来るポイントですね。

今回もロゴステッカーまで含め、全てHEXISのカーラッピング用メディアを使用。

格安な材料も沢山出回っておりますが、剥がす際に糊がコッテリ残ると

クリーニングで塗装面にキズがはいってしまう可能性が高くなります。

愛車の保護も含め、御客様に御迷惑をお掛けしないよう材料選びも真剣です。

 

今回の場合、施工前の脱脂で自家塗装部分が色褪せてしまい・・・

主要部分にマットブラックを貼り直したのが一番大変だったかなw

 

自家塗装の車両にラッピングされる場合、塗装が剥がれる可能性がありますので、

事前に御相談下さい。

お久しぶりで御座います。

ブログ更新はサボってましたが、仕事はちゃんとやっておりますので御安心ください。

さて、何をしていたのかと言いますと・・・

カワサキZ1000をピカピカにするお仕事です。

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今年モデルのZ1000、グリーンでない部分はマットメタリックな仕上げになっています。

そのままでもカッコイイんですが、他とは違うカラーに仕上げたいとの要望と、

新しく発売されたクロームフィルムのデモンストレーションをやりたい中央ホンダの野望が一致!

 

派手な一台に仕上がりました。

 

しかし、フラグシップであるH2に似せたお陰で 手間の割に目立たなかったのが誤算。

違和感の無い仕上がりは施工側の望むところですが、デモとなると話は別。

見た瞬間に特別と分かる派手さも欲しかった・・・

 

 

 

 

 

これで終わりだと思うなよ! 次のデモ車はもっと凄いぞ!! <負けフラグ

あけましておめでとうございます。

本年も宜しくお願い致します。

で、本年一発目の納車 CrossCub

エンジンはノーマルの110ccから、原付二種の上限一杯の125ccまでアップ。

アクセサリー電源(12V  USB5V)も取り付けて、携帯やナビの電源もバッチリ。

フレームマウントのFキャリアは、荷物を積んでもハンドルが重くならない優れもの。

アップタイプのマフラーとFiコントローラーで燃調もバッチリ。

何処へでもお出かけ可能な一台に仕上がりました。

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一方俺のカブは...

オイルが無くても走り続けた結果、焼き付いて止まった20年落ちの下取り車。

そのまま復活させる事も考えましたが、125ccを知ってしまった今ではちょっと物足りない。

 

「相手はカーチスだ  あと15ノットほど欲しいんだ」

 

 

 

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 「こりゃ、フォルゴーレじゃねえか」

  

 


「出所は聞くな  1927年のシュナイダーカップで、こいつをつけたイタリア艇はカーチスに負けたんだ!」

「だが、こいつのせいじゃない。メカニックがヘボだったからだ!」

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「このエンジンは当りだぜ!カーチスなんぞ屁でもないやな!」

 

 

誰と闘ってるんだお前は

ヤマハ WR250X

戦闘的なスタイルで人気のモタードモデルです。

このスタイリッシュな一台を、人と違った色に変えたいとのご依頼でした。

 

通常のラッピングも考えましたが、やはり3次元のRに対応する分

保護フィルムとしては不十分。

 

そこで考えたのが、モトクロッサー等に使われるグラフィックの入ったプロテクションフィルム。

これを使うことを提案させて頂きました。

 

スポンサーデカールを含むデザインに仕上げることで、レーサーレプリカっぽさも含めた

自分だけの一台に仕上げる事が可能です。

 

数回の打ち合わせの後、オーナー様の御意見を最大限反映させた一台が完成しました。

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こんな感じに仕上がりました。

 

傷つきやすいフロントフェンダー先端やゼッケン部分も、カッコ良く仕上げて有ります。

デカールの型取りも当店で行ないますので、型の無い旧車等でも対応可能です。

 

ロゴのデザイン等も可能ですので、お気軽にお問合せください。

SC59 CBR1000RRをRC213V(2015カラー)レプリカにイメージチェンジ。

(参考画像)

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CBRのオーナー様、以前は海外製の社外カウルキットを取り付けていたのですが、

カウルの収まりが悪いのと、色褪せが酷くなってきたので何とかしたいとの

ご相談でした。

 

当初は社外カウルの再塗装かラッピングを希望されていましたが、

それではカウルの収まりが悪い問題は解決出来ません。

 

そこで、保存してあるノーマルカウルにラッピングで色替えすることを御提案させて頂きました。

 

これであれば、車両売却という事になってもノーマルカラーに戻すのは

フィルムを剥がすだけなので、下取り価格に響くことはありません。

勿論全てラッピングする事で塗装面の保護も兼ねますので一石二鳥。

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ノーマルは赤/黒でしたが、ロゴの作成やホイールも含め、全てラッピングで仕上げてあります。

ノーマルカウルの傷防止も兼ねたイメージチェンジにラッピングは如何でしょう。

 

今回は単色フィルムの組み合わせでしたが、印刷データを作ることで

コストの掛かるエアブラシによる塗装ではなく、ラッピングで仕上げる事も

可能です。

勿論写真をそのまま貼り付けることも可能です。

興味のある方は中桶まで御相談ください。

ドレスアップの手法として確立された感のある、ヘッドライトへのカラーフィルム貼り。

車ではよくある手法ですが、今回はバイクに施工して欲しいとの御依頼。

ライト単体では車種が分かり難いですが、Kawasaki ZZ-R1400。

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ライト用として各社から色々な素材が発売されていますが、今回は御客様持込みの支給材。

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素材毎にあった貼り方があるのですが、これはデータが無いので探りながらの作業。

ちょっと時間は掛かりましたが無事完成。

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今回の材料はドレスアップ用でしたが、SuperGTで使われる厚みのあるレース用もあります。

厚みの有るクリアタイプを使えば、オフロードモデルのヘッドライトを飛び石から保護する事も出来ます。

人のアイメイクだけでなく、愛車のアイメイクもお勧めです。

当店で取り扱いを始めたACE125。

レトロなレーサーレプリカが新車で手に入るとは、良い時代になったものです。

  

しかし、気になるのはやはり海外製品であることでしょう。

搭載エンジンはOHV125cc。

絶対的な性能は劣りますが、自分で整備したい方にはおあつらえ向きのエンジン。

しかし簡単に故障するようでは困ります。

  

海外では既に30万台を超える販売実績のある車両なので、エンジンの耐久性を含め

問題はありませんが・・・  

取り扱いを始めるにあたり、中身を見て確認したかった事もあり分解してみました。

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撮影用に並べ直せばよかったと少々後悔。

 

分解/組立の間に色々と見てみましたが、構造上不安になるような設計はないようですし

使用部品のクオリティも十分と感じました。

 

組立てに特殊スキルが必要という事も無く、手順通りに組み立てるだけで大丈夫。

車両価格も安く、自分でメンテナンスが簡単に出来るバイク。

海外で人気があるのも頷けます。

 

お洒落なバイクに乗りたい方から、維持費の安い原付二種をお探しの貴方にも

お勧め出来る一台です。