マットブラックで仕上げられたYZF-R6
タンクの赤色だけが主張してしまい、バランスとしてはイマイチ。
全部を黒くするよりもかっこよく、motoGPマシンのようなスポーティさも欲しい。
このような御依頼でした。
まぁ全部貼ると費用面でも高くつきますので、マットブラックを活かした
GP開幕前のテスト車両のような雰囲気で仕上げる事に決定。
(こんな雰囲気を目指してモノトーンで仕上げます)
まずは自家塗装を含めたマットブラック部との調和を取るため、
マットブラックのシートでタンクを覆います。
yamahaのmotoGPマシンに倣い、センターに太めにラインを追加。
サイド部分はモビスターとモンスターエナジーロゴを大きく配置。
エネオスロゴも忘れずに。
アッパーカウル正面が寂しいので、ヤマルーブとエネオスロゴ追加。
これでかなり雰囲気が変わります。
これで完成。
細かなロゴまで全て再現すると、かえって煩く感じるので主要スポンサーのみ貼り付け。
撮り忘れましたが、リアフェンダー裏はmotoGPマシンに倣い、2D エクセディ BMC NGK マレリの
スポンサーデカールを作成>貼り付け。
車両オーナーだけがニヤニヤ出来るポイントですね。
今回もロゴステッカーまで含め、全てHEXISのカーラッピング用メディアを使用。
格安な材料も沢山出回っておりますが、剥がす際に糊がコッテリ残ると
クリーニングで塗装面にキズがはいってしまう可能性が高くなります。
愛車の保護も含め、御客様に御迷惑をお掛けしないよう材料選びも真剣です。
今回の場合、施工前の脱脂で自家塗装部分が色褪せてしまい・・・
主要部分にマットブラックを貼り直したのが一番大変だったかなw
自家塗装の車両にラッピングされる場合、塗装が剥がれる可能性がありますので、
事前に御相談下さい。